念願叶って 藁苞組み福祉施設のお仕事に
今年で活動13年目を迎え、ようやく念願だった福祉施設のお仕事にしていただけるご縁に恵まれました。
松阪市美濃田町 てんとうむし障害者支援センター
町名が「美しく濃い田んぼ」で”みのだちょう” わら納豆を組んでいただくのにピッタリです。(^^♪
先日、干した稲藁、道具類全て施設内に搬入を終え、季節問わず、空いた時間に少しずつ組んでいただきます。
来年以降、わら組み体験会の時の相可高校食物調理科の皆さんによる炊き出しを施設内で行う許可もいただきました。
今まで長年支えて下さった松阪市目田町の「わたか農園」植田さんのお陰でここまで継続することができました。心より感謝を申し上げます。植田さんはご高齢ということで準備にも大変なご苦労をおかけしていましたので、今年を区切りにとなりましたが、引き続き温かく見守って下さるようお願いし、了解いただいており有難く思っています。植田さんは、無農薬無肥料(有機肥料も入れない)稲作をなさっています。お米の注文は、直接、わたか農園さんにお問合せ下さい。
現在、イセヒカリの稲藁を提供下さっているのは、松阪市の中野さんです。無農薬・無化学肥料で20年以上。ご苦労を重ねられ、今ではイトミミズが生息するトロトロ層が自慢の田んぼで、後進育成のため研修生も受け入れて見えます。現在、イセヒカリとコシヒカリを栽培されており、今年の測定結果は、イセヒカリ スコア93、コシヒカリ スコア 93 (一般的に80以上が優れたお米と評価されています。)と、大変美味しいお米です。
天然稲わら納豆の活動は、農家さんのご支援あってのことです。
一年を通しての稲作のご苦労、そして、稲刈り後には、お天気を気にしながらの長いまま刈った藁を乾燥させるため干し場のハウスへ移動。(一度では運びきれず何度も往復、お天気により深夜にまでおよびます。)更に時々、表裏を返す手を入れていただき干します。
その干した藁を、藁苞組みとなり、脱穀機 → わらの長さカット → 両端ヒモで縛る → 藁苞完成!
このように、実際には、藁苞組むまでが大変な作業なのです。そのことは、藁苞組み体験会に参加して下さると実感し『伊勢ひかり 稲わら納豆』の価格にも納得いただけるかと思います。
皆様、是非、食べる応援をいただきますよう、よろしくお願い致します。